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ロングロングプロフィール

人んちの犬が見つめてくるのでニッコリ笑いかけてやる。犬は見慣れてもう感動がない。犬がそう望むので私は笑いかけてやるのだ。期待されている限り、期待に応える為に存在する私です。それで犬は(やっぱり人間は僕のことが好きだ)と安心するでしょう。その積み重ねが大切。そうやって少しずつ人に対する犬の警戒心を解いてやる。するといつか人に絶対的な信頼をおくようになる。それが大切なんだ。信じられるもので固めた世界は強い。だから私はニッコリ笑いかけてやる必要があるのだ。犬。人間。コミュニケーション。

 

次は私の世界について。自分以外信用できないから、誰にも会いたくない。惑わされて、混乱するから。それでも無理矢理人に会って、小さな約束をいくつも守ってもらって、信用することに抵抗をなくしていかなきゃならないって思えるくらいに心は開けるようになった。人間VS人間。でも、いざ裏切られても競馬当てたときみたいにスカッとするんだ。やっぱりか!やっぱりかお前もただの人だったか!知ってたぞ!とね。まるで悲しい気持ちにならない。一晩もしないうちに君のことを忘れるだろう。他人は自分に嘘をつくと決め付けている。脆い世界に生きている。全部私の被害妄想だったらいいのにだいたい予知夢だ。

だからこそ人んちの犬が見つめてきたときはニッコリ笑いかけてやらなければならない。それは自分の為ではなく、犬の強い世界のために。